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内臓脂肪というと、中年男性の悩みのようにも思われがちですが、女性も40歳を過ぎると内臓脂肪がたまりやすくなるので注意が必要です。

内臓脂肪がたまりやすくなる理由


理由は「女性ホルモン」の減少による影響です。女性の場合、皮下脂肪がつきやすく若い頃は洋なし方肥満に悩まされる人が多いですが、年齢を重ねるとそこに内臓脂肪の悩みも加わってきます。

特に閉経後の体重増加には注意です。その時期に増えた脂肪は内臓脂肪の可能性が高い。

内臓脂肪は糖尿病や高血圧など様々な病気の原因となるので、増やしてしまうと健康上の問題が次々と発生してきます。ある程度の年齢になったら正しい食生活と適度な運動を徹底させましょう。

日本人は欧米人より内臓脂肪がたまりやすい


たまにテレビ番組で「世界のおデブちゃん紹介」みたいな企画が放送されますが、海外の肥満って日本とは比較にならないほどスケールが大きいですよね。体脂肪率も見たことがないような数値。

「欧米人にくらべれば、私の肥満なんてたいしたことがない」と思う人も少なくないのでは?

でも、これは間違った考え。

肥満は、見た目だけではなく「人種」によっても違いがあるといわれています。驚くほど太っている欧米人の方が、たいして太っていない日本人より病気にかかる可能性が低かったりしています。

これは、日本人の飢餓状態でも生き延びるという遺伝子が欧米人よりも発達しているため。日本人は生活習慣病の原因となる内臓脂肪をためこみやすくメタボになりやすいのです。